山梨県にも放射能汚染木材チップが

滋賀県での木材チップ不法投棄事件は木材チップの搬出終了で新たな段階に入った。市民からの告発を受けて滋賀県警がどこまで捜査するのかが注目されている。それ以上に滋賀県が全容を公開するのかどうかが市民の関心の的である。新年度を迎えての県の対応が注目される。そんな中で明らかになった山梨県での汚染チップ持ち込み事件の現場を訪ねた。
 山梨県都留郡富士河口湖町は富士山の裾野には開けた青木ヶ原・富士ヶ嶺高原と河口湖や本栖湖の街である。富士ヶ嶺には丘陵地の平原が広がり、酪農業の牧場が40軒ほどある。そのうちの1軒の牧場の一角にブルーシートが被せられたトン袋が36個置かれていた。牛舎の敷く木材チップを大量に購入しているから木材チップが持ち込まれても日常の風景でしかない。農家の責任者には会えなかったが、持ち込まれたチップが放射能汚染物であることにショックを受けているのはたしかであった。その一角は立ち入り禁止の看板とロープが張られており、残念ながら現物のチップを見ることはできなかった。山梨県の環境整備課が放射能測定を実施し、3400ベクレルを検出したという。どのような経過で持ち込まれたのかなど詳細は分からなかったが、私有地であるから土地所有者や県がどのように対応するのかが注目される。それ以上に、滋賀県と山梨県以外に栃木県と千葉県にも持ち込まれとの情報もあり、全国的に監視を強化する必要がある。明日はあなたの街で放射能汚染物が見つかるかもしれない。
持ち込まれた木材チップ袋
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

石田紀郎

Author:石田紀郎
市民研ブログへようこそ!
「市民環境研究所は、2003年3月に、地域と環境を考える市民・学生の“溜まり場”として生まれ、膝つき合わせての勉強会「環境塾」を中心に、我々を取りまくあらゆる環境問題について、市民の目の高さで考えてきました。
このブログでは、市民研に集う多くの環境関係の団体の情報を含め、新着情報を提供していきます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR