総選挙への決意-政治に冷静な理性を求める京都の有志

     私たちは主権者としての社会的責任を自覚し、
                    政治に冷静な理性を求めます

 日本は「日本国憲法」によって、国のカタチを定め、国会で定める法律によって“法治”する立憲民主国です。思想信条の自由を人権として位置づけ、多元価値・多様性を尊重し合って主権在民の理念で成立しています。
 しかし、現実はどうでしょうか。安倍政権の5年間を冷静に吟味してみる必要があります。大臣を安倍首相の“お友達”で構成し、政治が私物化されているのではないでしょうか。安倍首相への「忖度」によって森友・加計疑惑は国税の使途としては不明のままです。国会で虚偽答弁の疑いのある財務省局長があろうことか国税庁長官に栄転しています。秘密保護法、戦争法、共謀罪などの国会審議においても、大臣達の答弁に混乱や虚偽が重なったにもかかわらず、オトガメなしで、審議不十分なままに強行採決されました。国民の信託を受け、国権の最高機関である国会、つまり主権者国民に対する侮辱です。
 今般の解散総選挙は政治の恥ずかしい実態を背景に混迷を極めています。「逃げ切り解散」と世間で言われているように、森友・加計問題で安倍首相は「誠実で丁寧な説明」する臨時国会を回避するためなのでしょうか、憲法の規定に沿った野党の臨時国会請求を先延ばしただけでなく、所信表明演説もしない冒頭解散という理不尽でした。ここにも憲法無視の「ご都合」が見られます。憲法の精神が踏みにじられて来たのです。
 このような恥ずかしい政治の現実の中で、アベノミクスは破綻が明白となってきました。ゼロ金利で財布のヒモはかたいままです。先行き不安が深刻だからです。笑っているのは輸出関連の大企業だけであり、中小零細企業は四苦八苦です。貧富格差は拡大し、庶民に希望はありません。社会的・経済的な閉塞感はやがて全体主義を引き寄せ、破局的未来につながりかねません。すでに安倍一強体制によって「忖度独裁」は進んでいます。憲法無視の「力の政治」は全体主義的です。希望の党も小池独裁で、その危険性を露出しています。
 時代の閉塞感は庶民の中に不安・不満と苛立を呼び、分かりやすい政策を独裁に求める危険があります。この危険のもたらす全体主義は壊滅的戦争への流れを強めることでしょう。すでに安倍首相はアメリカのトランプ大統領のお先棒を担いで危機感を煽っています。そして、国連の非核条約に反対しました。広島・長崎の経験を持ち、非戦の憲法を持つ日本国ですから、世界の不信感を集めたのも当然で、悲しいことです。
 このような危機的状況の中で、政治の混乱をどう受け止めるべきなのでしょうか。熱狂と興奮は危険な世への雪崩を呼ぶでしょう。私たちは冷静で理性的にものごとを見つめ、一人一人が主体的、自立的に主権者としての自覚を大切にしたいと思います。私たちは混乱に巻き込まれ、うろたえることはもちろん、小池劇場を楽しむ傍観者となるのは無責任です。一人一人の力は小さくとも、力を合わせ社会を健全にする社会的責任を自覚し、日本国憲法が認める国民の権利を行使したいと思います。

                           2017年10月9日
               
                    政治に冷静な理性を求める京都の有志

 石田紀郎、石野はるみ、伊藤正子、岩本真一、大津定美、大津典子、大見哲巨、 岡田直紀、小川光、荻野晃也、小椋純一、落合祥尭、川那部綾子、川那部浩哉、北川政幸、楠瀬佳子、黒田末壽、駒込武、白井聡、新谷英治、住友剛、田平正子、槌田劭、中尾ハジメ、浜 矩子、平松幸三、藤原 辰史、細川弘明、松久寛、松良俊明、三木草子、三石博行、宮本正興、文殊幹夫、山田國廣、山田耕作、吉竹幸則、米澤鐡志、和田喜彦      
     連絡先:槌田劭(0774-32-6786)石田紀郎(090-1968-8004)
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第18回左京フォーラムへの案内

左京フォーラム
テーマ:『安倍改憲』論に対峙する民主的非軍事平和主義
日時:2017年10月21日午後2時開始
会場:京大文学部新棟第6講義室
講師:講 師:奥野恒久(おくのつねひさ) 龍谷大学政策学部教授
参加費:一般500円/学生300円(運営協力費)

第11回サロン中央アジア開催-参加歓迎

第11回サロン中央アジア開催

日時:9月30日(土)14時~

場所:市民環境研究所(京都市左京区田中里の前町21 石川ビル305)

   市民環境研究所のホームページに地図を掲載しています。
テーマ:「ソ連邦崩壊前後のカザフとの交流」石田紀郎 

電話連絡の必要があれば
 075-711-4832(市民研)または 090-1968-8004(石田)まで御自由に。
参加料無料、予約不要

サロン中央アジア8月を開催します。参加歓迎

日時:8月20日(日)14時
場所:市民環境研究所 (京都市左京区田中里の前町21 石川ビル305)
テーマ:「キルギスの結婚行事」ソロンバエワ・アイヌーラ さん (社会人)
概要:結婚行事には地域の文化と伝統がたくさん詰まっています。8月はキルギス出身のアイヌーラさんを迎え、伝統の結婚行事について紹介をしていただきます。

出欠のご連絡は必要ありません。気軽にお越しください。
また本メールは関心をお持ちの方や関係者の方々に一斉に送信しております。
お問い合わせは pie@zpost.plala.or.jp まで、または市民環境研究所(075-711-4832)までお願いいたします。

サロン中央アジアー今週末開催

日時:2月25日(土曜日) 14時半から
場所:市民環境研究所 (京都市左京区田中里の前町21 石川ビル305) map
テーマ:
『強制移住80年を迎えた中央アジア高麗人社会ーカザフスタン高麗人を中心に―』
李エリア 先生(早稲田大学韓国研究所)


 事前申込は不要,来聴歓迎。
プロフィール

石田紀郎

Author:石田紀郎
市民研ブログへようこそ!
「市民環境研究所は、2003年3月に、地域と環境を考える市民・学生の“溜まり場”として生まれ、膝つき合わせての勉強会「環境塾」を中心に、我々を取りまくあらゆる環境問題について、市民の目の高さで考えてきました。
このブログでは、市民研に集う多くの環境関係の団体の情報を含め、新着情報を提供していきます。

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